掛け軸の掛け方・しまい方
掛け軸の掛け方
- 掛紐をとき巻紙を取り風体(120センチ仕様の掛軸は風体がありません)を下にのばし折くせを直します。
- 軸全体を横にし左手で真中を受けて持ち、掛け紐の真中を矢筈で上へのばし釘にかけます。
- かけ終わったら矢筈をぬき両手で軸先を受け静かにたれおろします
掛け軸の保存の仕方
- 矢筈を壁に立てかけてから両手で軸先を持って中央まで巻上げます。
- 左手で巻いた軸の中央部分を持ち右手で矢筈を持ち釘からはずし、たたみの上で風体を折りたたみ、軸を最後まで巻きます。
- 次に当紙を巻き掛ひもを図(1〜4)の順序に巻き桐箱の中に納めます。
桐箱がお軸の保存に良い理由
桐箱は、上下箱で出来ており、蓋をするとピッタリと密閉します。
お軸の管理に必須の湿気対策。
湿気をシャットアウトしてくれますので、大事なお軸をこれでカバーしてあげてください。
蓋・側面・底には竹釘を打ち込むことにより、さらに強度を高めています。
ちょっとした衝撃では中のお軸はビクともしません。
お手入れの仕方
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